2018年にNHKにて放送されたTVアニメ「ピアノの森」にて、反田恭平さんがピアノ演奏で出演されていたのをご存じでしょうか。
2021年開催の「ショパン国際ピアノコンクール」にて第２位という、日本人としては51年ぶりの快挙を成し遂げた反田恭平さん。
ショパンコンクールで話題になる前から、「ピアノの森」で反田恭平さんを知っていたという方も多い事でしょう。
今回は、「ピアノの森」で吹き替えピアニストとして演奏した曲名は？ファンの反応についても紹介していきたいと思います！
反田恭平が「ピアノの森」でピアノ吹き替え？
今、日本中で注目の的となっているピアニスト反田恭平さん。
ショパンコンクールでも素晴らしい成績を収め、今後の活動に期待が高まっております。
そんな反田恭平さんは、2018年放送のTVアニメ「ピアノの森」にピアノ吹き替えとして出演されていました。
ここでは「ピアノの森」について、また反田恭平さんがピアノ担当されたキャラクターについてご紹介していきます！
アニメ「ピアノの森」とは？
【特集】TVアニメ「ピアノの森」一ノ瀬海役・斉藤壮馬＆ピアニスト・反田恭平インタビュー｜最終回目前！音楽にとことんこだわったアニメの魅力を振り返る https://t.co/Onsf30rodQ pic.twitter.com/VzS2wUnEmn
— コミックナタリー (@comic_natalie) April 12, 2019
「ピアノの森」は、漫画家一色まこと氏による青年漫画で、平成20年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞している作品です。
第１シリーズが2018年、第２シリーズが2019年に、NHKにて放送されました。
あらすじとしては、「不遇な環境で育った主人公が、まわりの人たちに支えられたり、影響を与えながら、ピアニストの才能を伸ばして成長する」という感動的なストーリーで、原作の漫画からアニメ化、映画化もされてかなりの話題となりました。
心情や人間関係が繊細に描かれていて、それまでクラシックをあまり知らなかったとしても、物語を通して自然と親しめるようになれるという素敵な体験ができます。
また、アニメでのピアノ演奏部分を、反田恭平さんをはじめとする国内・海外の一流ピアニストが「ピアノ吹き替え」として集結したというのでも注目されました。
反田恭平がピアノ吹き替えした「阿字野壮介」とはどんなキャラクター？
反田恭平さんが「ピアノ吹き替え」をされたのは、主人公の師匠である阿字野 壮介（あじの そうすけ）です。
主人公が通う小学校の音楽教師で、一流ピアニストとして素晴らしい経歴があるものの、不慮の事故により、婚約者と左手の自由を失ってしまった過去を持っています。
人生に諦めを抱いていた中、主人公との出会いによって様々な影響を受け、感動的なフィナーレを迎える、とても重要なキャラクターです。
反田恭平さんは、ピアノをレコーディングする時、左手が不自由であるキャラクターの役になりきって演奏されたという事をインタビューにて語られていました。
アニメの楽器演奏シーンなどで、実際に演奏されている方のインタビューはあまり見たことがなく、とても新鮮に感じました！
反田恭平が「ピアノの森」で演奏した曲名は？
【現地レポ】反田恭平、『第18回ショパン国際ピアノコンクール』快挙の舞台裏 『ピアノの森』彷彿とするドラマにファンも歓喜https://t.co/7rgipA13l6#反田恭平 #ピアノの森 #ショパン国際ピアノコンクール #クロ現プラス pic.twitter.com/SsFqAs5am9
— Real Sound（リアルサウンド） (@realsoundjp) November 18, 2021
反田恭平さんが「ピアノの森」で演奏されている曲はこちら↓
- ベートーヴェン：エリーゼのために
- ショパン：ワルツ第６番 変ニ長調 作品64-1 「小犬のワルツ」
- ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第２番 ハ短調 作品18 第３楽章
- モーツァルト：ピアノ・ソナタ第２番 ヘ長調 K.280 ～第１楽章
- モーツァルト：きらきら星変奏曲 K.265
- ラフマニノフ：２台ピアノのための組曲 第２番 作品17 第３曲 ロマンス
クラシック初心者でも知らない人はいないベートーヴェン楽曲「エリーゼのために」は、反田恭平さんは初挑戦だったとインタビューでお話されていて、びっくり！
素人ながら、ピアニストは誰もが通る曲なのかと思っていたので、かなり意外でした。
また、ショパン楽曲「子犬のワルツ」は子犬ではなくゴールデンレトリバー（！）くらいの感じで仕上がったとの事で、気になった方はぜひきいてみてくださいね！
有名な曲も多いので、これを機に色々なピアニストの聴き比べをしてみるのも楽しいですよ♪
ちなみに、ラフマニノフの楽曲「２台ピアノのための組曲」は、主人公の「 一ノ瀬 海」と師匠である「阿字野壮介」＝反田恭平さんが演奏する曲です。
しかし、実は主人公のピアニストは公式でも秘密にされているのです。
ファンの間では、反田恭平さんが『一人二役』しているのでは・・・？との噂も。
反田恭平さんの生演奏が聞きたいと思った方は、コンサート情報についてまとめた記事がありますので、よろしければご覧ください↓
ファンの反応をご紹介！
マンガの世界が現実の世界！？
ｽｺﾞ───(〃'艸'〃)───ｨ
— YUX-AXL-SVO (@yux_nya) October 21, 2018
「ピアノの森」のピアニストを目指す主人公・ 一ノ瀬 海は、ショパンコンクールという大きな目標がありました。
ピアノ吹き替えを務めた反田恭平さんが、その大きな舞台で、見事第２位を獲得されるというニュースで「ピアノの森」ファンも感動の嵐でした。
そんなショパンコンクールに出場したピアニストについては、別記事にてまとめていますので、よろしければご覧ください♪↓
ピアノの森、大好きで何度も見返しています。反田さんが、リアルピアノの森、本当に感動です❤️❤️❤️
— Yaeko N (@amirinex) October 21, 2021
反田恭平さんを「リアルピアノの森」と言ってしまいたくなる気持ち、思わず納得ですよね！
2021年開催の「ショパン国際ピアノコンクール」では、幼馴染であったという小林愛実さんも第４位に輝くというのも、運命的に感じてしまいます。
地上波でアニメの再放送を望む声も多くあり、ショパンコンクールでの反田恭平さんの活躍から、「ピアノの森」の人気も再燃しているように思います。
おわりに
今回は、「反田恭平がピアノの森で吹き替えピアニストとして演奏した曲名は？ファンの反応も」と題して、「ピアノの森」や反田恭平さんの魅力をお伝えしてきました。
２年ほど前に放送されたアニメでしたが、今回のショパンコンクールで反田恭平さんが注目されたことにより、「ピアノの森」が再ブームとなっているようです！
クラシックファンはもちろん、新たに興味を持ったファンも音楽を楽しめるきっかけが増えるのは素晴らしい事だと感じました。
今後も、反田恭平さんの活動には目が離せませんね！
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