反田恭平の師匠ピオトル・パレチニはどんな人?経歴やプロフィールを紹介

反田恭平の師匠ピオトル・パレチニはどんな人?経歴やプロフィールを紹介 ピアニスト
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世界中から注目されているピアニストの反田恭平さん。

そんな彼を支えた師匠のピオトル・パレチニ先生という人物をご存じですか?

ショパンコンクールやその他コンクールでも審査員を務められているピオトル・パレチニ先生。

今回は、ピオトル・パレチニ先生の経歴やプロフィール、反田恭平さんとの出会いなどをご紹介したいと思います。

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反田恭平の師匠ピオトル・パレチニはどんな人?

https://twitter.com/PLInst_Budapest/status/1326845516051832832?s=20

反田恭平さんとピオトル・パレチニ先生の出会いは、意外にもFacebookだったそうです。

ショパンをもっと勉強したいと思い立った反田恭平さんは、まだ会ったこともないピオトル・パレチニ先生にFacebookでメッセージを送り弟子入りされたそうです。

かなり行動的な反田恭平さんらしい経緯ですよね。

指導者としても確かな経歴で、有名なピオトル・パレチニ先生。

数々の日本人ピアニストを指導されていて、幼少期から天才ピアニストとして名高い牛田智大さんもその一人です。

ピアニスト牛田智大さんについては別記事でご紹介しているので、よろしければご覧ください↓

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ショパンコンクールでの反田恭平へのアドバイス

ショパンコンクールでも審査員を務められたピオトル・パレチニ先生。

指導者は生徒に点を入れられないルールがあります。

たしかに無意識に贔屓してしまいそうですものね!

反田恭平さんは3次予選で、『やりたいような演奏ができなかった』と涙されていたそうで、ピオトル・パレチニ先生は励まされていたようです。

そして、反田恭平さんがショパンコンクールにて第2位に輝き、一層世界から注目を集める事になりました。

これから多忙を極めるであろう反田恭平さんに、ピオトル・パレチニ先生は次のように激励されたそうです。

『少しずつやりなさい、poco a pocoですよ』

(引用:飯田有抄のショパコン日記53〜反田恭平さんが師事するパレチニ先生、そして入賞者のタフネスについて

この「poco a poco」(ポコ ア ポコ)という言葉は、音楽用語で速度をあらわすものだそう。

意味としては「少しづつ、一歩ずつ」というようなものだそうで、言葉の響きといい、優しく素敵ですよね。

ショパンコンクールや反田恭平さんについては別記事でもご紹介しているので、よろしければご覧くださいね♪

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ピオトル・パレチニの経歴やプロフィールを紹介!

■ピオトル・パレチニ

生まれ:1946年5月10日(75歳)、ポーランド・リブニグ生まれ。

マリア・コワルスカ氏、カロル・サフラネク氏に師事、ワルシャワ音楽院でヤン・エキエル氏に学ぶ。

1970年開催の第8回ショパン国際ピアノコンクール第3位。

ショパン、チャイコフスキー、ジュネーヴ、ラフマニノフなどの国際ピアノコンクールの審査員を務める。

2010年に日本の仙台国際音楽コンクールでの審査員も務められたこともある。

各国でセミナー講師としても活躍中。

ポーランドを代表するピアニストであるピオトル・パレチニ先生。

ショパンの第一人者であるヤン・エキエル氏に学ばれ、ショパンコンクールで第3位という経歴を収めています。

ピオトル・パレチニ先生の前で、反田恭平さんが初めてショパンを弾いたとき「うるさい。もっとppで」と言われたそうです。

ちなみに、「pp」とは、「ピアニッシモ」と読み、「非常に弱く」という意味だそうです。

そんなピオトル・パレチニ先生について、反田恭平さんは「ショパンの神髄を教えてくれる」とインタビューで語られていました。

とても繊細に音楽に向き合われる印象のピオトル・パレチニ先生。

反田恭平さんが「弟子入りしたい」と思えるほどの人物というのも、なんだか納得してしまいますよね。

おわりに

今回は、反田恭平さんの師匠であるピオトル・パレチニ先生についてお伝えしてきました。

やはり、素晴らしいピアニストの師匠は素晴らしく、またその師匠も・・・というDNAを受け継ぐようなものなのでしょう。

今後、反田恭平さんの活躍が世界中で期待されていますが、多忙になる事にピオトル・パレチニ先生は心配気に語られてもいて優しい方なんだなとも感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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