ワルシャワで開催された、ショパンコンクール2021にて第4位に入選された小林愛実さん。
世界も感動する演奏を披露された小林愛実さんでした。
しかし、このコンクールの予選時に、小林愛実さんの椅子にトラブルがあったことをご存じでしょうか。
今回は、小林愛実さんの「椅子トラブル」とは何があったのか?世間の反応についてもお伝えしていきたいと思います!
ショパンコンクール2021、小林愛実の椅子トラブルってなに?
【小林愛実さん、ショパン国際ピアノコンクールを語る】
幼い頃から“天才少女”として知られた小林愛実さん。今回の予選時にはアクシデントもあったとか。しかし、あるアイテムが小林さんの支えになりました。そのアイテムとは?https://t.co/bzLIvGcZHv pic.twitter.com/Vccj9zIH28— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 20, 2021
2021年に開催された「第18回ショパン国際コンクール」、一次予選の小林愛実さんに事件は起こります。
舞台に登場した小林愛実さんが、椅子に座ったと思いきや、一旦退場してまた登場という謎の行動をされたのです。
そして、再登場してからも、椅子を取り替えたり何度も座りなおしたりと会場がざわつきました。
なんとか落ち着いた小林愛実さんは、ようやく集中モードに入り演奏を始められたのです。
この事件について、小林愛実さんは「ショパントーク」のインタビューにて経緯を語られています↓
英語で答えられていたので、以下に翻訳してみました。(ニュアンスなど若干違うかもしれませんがお許しください。)
「ステージに用意されていた椅子が私には低すぎたのですが、ステージから戻って取り替えてくれというのはとても躊躇しました。
でも、エチュードを低い椅子で演奏するというのはかなり心配だったのです。
ピアノのタッチが少し重いと色々な人に聞いていたので、やっぱり高い椅子があるか聞いてみることにしました。
けれど、高い椅子はないとのことで、そのまま弾く事になったというわけです。」
ご本人も語られているように、椅子が低くて取り替えてもらおうとしていたというのが真相のようです。
「事前に準備できなかったのか?」という疑問などが、恐らく観客のざわつきの原因なのでしょう。
いずれにしても、小林愛実さんにとっては突然のアクシデントであり、その中でも素晴らしい演奏をされ「メンタルが強い方」だなと感じました。
ベストを尽くすために、言いにくい環境でもしっかりと意思を伝える芯の強さも感じました。
ちなみに、ショパンコンクール2021の他の出場者についても別記事で詳しくお伝えしていますので、よろしければご覧ください♪
小林愛実の椅子トラブルへの世間の反応は?
今回の入賞、純粋に嬉しく思っています。
1音1音、作曲家の想い、作品の背景を
いま自分が出来る限りの音楽で表現できたと思います。
3歳から今まで音楽を続けてきた中でいろんなことがありましたが、やっぱり音楽が好きなこと、ピアノが好きなことを再認識できました。 pic.twitter.com/N6RbuzWABy— 小林愛実 Aimi Kobayashi (@aimi_piano) October 25, 2021
小林愛実さんの椅子のトラブルに対して、世間の反応とはどのようなものだったのでしょうか。
コンクールの配信をリアルタイムで見ていた視聴者は、「いったい何が起きたの?」と騒然としていたようです。
しかし、トラブルがあったことを知った後は、気の毒に感じられて同情的なコメントが多く見受けられました。
小林愛実さん…凄かった‼️‼️
椅子のアクシデントをものともせずあの演奏 ただただ圧倒されて 身体の芯はすごく熱いのにずっと鳥肌がたっていた もう言葉が出ない いや 言葉にしてはいけないかも
そしてカーテンコールなど我関せず すたすた控え室に向かう気っ風の良さ❗️ファイナルまで全部聴きたい❗️— にこふみ (@presquelire) October 7, 2021
演奏が始まると、椅子トラブルを感じさせない表現力で、ファンを虜にする小林愛実さんは「さすが!」という感じですよね。
小林愛実さんは、『内心パニックだった』とインタビューで語られてもいましたが、とても冷静にされている印象でした。
小林愛実さんの1次での演奏前の椅子ドタバタの理由わかった!スタインウェイの椅子の高さが小柄な彼女には低すぎて別のメーカーの椅子に替えて欲しかったのか。題名のない音楽会では椅子の下に板敷いていた。 #ChopinCompetition pic.twitter.com/M52d84IBi5
— 鮫吉 (@samekichi1763) October 9, 2021
↑こちらの方も仰ってますが、椅子の下に板を敷いて演奏するなど、椅子の高さにもかなりこだわりがある様子。
身長149㎝という一般より小柄な小林愛実さんにとって、高さ調節というのはとても大切なことなのでしょう。
また、小林愛実さんは立ち上がるかのように演奏されたりすることもあるので、演奏方法にも関わることと感じました。
前代未聞のようなトラブルでありましたが、それに負けない小林愛実さんの気迫は世間にも伝わったように思います。
小林愛実の椅子トラブルのまとめ
■椅子トラブルの真相
- 用意された椅子が低すぎた
- スタッフに椅子を取り替えてもらうも、やっぱり低かった
- 高い椅子がないので、そのまま弾く事になった
真剣勝負のコンクールの舞台で、アクシデントに見舞われながらも素晴らしい演奏を魅せた小林愛実さん。
ルーティンなどを大事にされていることで有名な方ですが、冷静な対応をされていました。
椅子トラブルに対しての世間の反応は、騒然としながらも応援するようなコメントなどが多かったと感じました。
今後は、こんなハプニングがない事を祈ります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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