『第18回ショパン国際ピアノコンクール』に出場され、見事4位に入賞されました小林愛実さん。
とても小柄な方ですが、楽曲の世界に入り込みながら、それを感じさせない演奏は息をのむほどに優雅です。
幼少期から「天才少女」と称された、小林愛実さんの手の大きさについて気になった方もいらっしゃるかもしれません。
また、小林愛実さんが「のだめ」と呼ばれる理由についても、気になる方も多いのでは。
今回は、小林愛実さんの手の大きさや、漫画『のだめカンタービレ』の主人公・「のだめ」との共通点についてご紹介していきたいと思います。
小林愛実の手の大きさは大きい?小さい?
先程のファイナル演奏直後、バックステージにて、応援に駆けつけてくださった、#チョ・ソンジン さん、#エリック・ルー さんらと。
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— 小林愛実 Aimi Kobayashi (@aimi_piano) October 20, 2021
小林愛実さんの身長は149㎝と、日本の一般女性としても小柄な印象です。
手の大きさについて実際の情報はありませんが、「手が小さい」とご本人がお話されていたことも。
小林愛実さんは、アルバム『ニュー・ステージ ~リスト&ショパンを弾く』を発表されており、リストの曲を弾くことについて次のように語られていました。
「リストを弾くというのは、あまりイメージになかったかもしれません。コンサートでも弾いてきませんでしたし、手が小さいのであまり自信もなかったんですね。」
(引用:https://spice.eplus.jp/articles/184687)
リストは、手の大きい作曲家として知られていて、片手で「ドから 1オクターブ上のソまで届いた」という逸話があります。
その為、女性のみならず、一般的な男性であってもなかなか届かない鍵盤の位置がでてくる曲もあるので、小柄な女性にとってかなり難関だという事はおわかりいただけるでしょう。
例えば、小林愛実さんのアルバムにも収録されたリストの「ペトラルカのソネット第104番」は、左手が10度(ドからファ)まで開かなければ弾けない難曲です。
実際は分散させて弾くようですが、それでも強い小指の力が必要になります。
素人にとっては不可能と感じるような指の動きになります・・・!
小林愛実さんの手が特別大きいという事は考えにくいので、恐らく人一倍努力されていらっしゃるのは間違いないですね。
そんな小林愛実さんの「演奏を生で聴きたい」と思った方は、別記事でコンサート情報をご紹介させていただいてますので、よろしければご参考にどうぞ↓
手が小さくてもピアノは不可能じゃない!?
大きい手の方でもピアノ演奏は難しいと感じる方はいて、小さい手の方でも難なく難曲をこなす方はいらっしゃいます。
なぜそのような差が出てしまうのでしょうか?
ヒントとなるのは、「手の開き」であるそうです。
「ドから次のド」までの鍵盤を片手で押そうとしたとき、素人で慣れていないと手が硬くて思うように押せないですよね。
スタートはそのような感じでも、全ての指を拡げるトレーニングを続ける事で、難なく開いていくようになるのです。
柔軟体操での前屈のようなものですね!
もちろん、小林愛実さんは指の開きだけでなく、強弱やテンポも繊細にコントロールしているので、やはり素人には絶対に真似はできないですよね。
しかし、手の小ささはピアノの上達にあまり関わらないということが言えると思いますので、希望が持てます!
「のだめ」と呼ばれる理由は?
#小林愛実 の"ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」"を #BLUOOMXSEP で。
BLUOOM X SEP 2020@aimi_piano
【見逃し配信 : 10/22(木)23:59まで】
チケット好評販売中!https://t.co/tLkTa5gJAf pic.twitter.com/a1pNeiupWJ— KAJIMOTO (@Kajimoto_News) October 7, 2020
小林愛実さんについて調べていると、度々「のだめ」と呼ばれているのを見かけます。
「のだめ」とは、漫画原作で映画やアニメにも映像化された『のだめカンタービレ』の主人公の事です。
「のだめ」は、幼少期から音楽の非凡な才能があり、ピアノの先生が自分では教えられないと次々辞退するほどの「神童」でした。
ちなみに、実際に「のだめ」のモデルとなった方は、小林愛実さんではなく別の方です。
小林愛実さんが「のだめ」と呼ばれる理由については、幼少期からの非凡さやお人柄が共通点としてイメージしやすいからと考えられます。
小林愛実さんも、3歳でピアノ教室に通い、4歳の時には大人顔負けの演奏を披露していました。
圧倒的な才能を感じますよね。
また、以下のようにご本人が語られています。
行動力とかあるのかな? でも、やりたいと思ったことはやる。やりたくないことはやらないかもしれません。音楽以外では、ですけど。やっぱり音楽にもタイミングがあって「今向き合うべきではないな」という曲や作曲家もいます。ですが、知ることで見えてくることがたくさんあるので、気は進まなくても(笑)、勉強しようと思えるようになりました。でもピアノ以外だと、多分私ずっと食べて寝ていたいかも。すごく面倒臭がり屋かもしれません。
(引用:https://spice.eplus.jp/articles/184687)
『やりたいと思ったことはやる。やりたくないことはやらないかも』という、天真爛漫な雰囲気なども、どことなく「のだめ」っぽいような。
そして、ピアノ以外のことには面倒臭がり屋というのも、意外ではありますが「のだめ」とかぶってしまうところかもしれませんね。
小林愛実さんの経歴や生い立ちなどについては、別記事にてお伝えしていますので、よろしければどうぞ↓
おわりに
今回は、小林愛実さんの手の大きさや、漫画『のだめカンタービレ』の主人公・「のだめ」との共通点についてご紹介させて頂きました。
小林愛実さんの迫力ある演奏は、小柄さを感じさせませんよね。
手もそれほど大きい方ではないと思いますが、とても自在で柔軟に操るための鍛錬の賜物なのでしょう!
幼少期から「天才」と称されながらも、「ピアノ以外のことは面倒臭がり」という意外な共通点も「のだめ」と呼ばれる理由に思われます。
小林愛実さんの今後も目が離せませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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