藤田真央の先生は誰?恩師となった名ピアニストの学歴と経歴も紹介

ピアニスト
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こんにちは。

今回は、第16回チャイコフスキー国際コンクールで2位に入賞されたピアニスト、藤田真央さんの先生について、藤田真央の先生は誰?恩師となった名ピアニストの学歴と経歴も紹介と、題してお伝えします。

藤田真央さんは現在、東京音楽大学に在学中。

今までの国際コンクールでの入賞者は留学されている方が多いですが、藤田真央さんはまだ留学のご経験は無いとのこと。

藤田さんを世界3大大会のひとつであるチャイコフスキー国際ピアノコンクールでの入賞に導いた先生は、どんな方なのでしょうか?

ご紹介していきたいと思います。

藤田真央の先生は誰?

野島 稔先生です。

日本を代表する、名ピアニストのおひとりです。

現在、東京音楽大学学長に就任されています。

藤田真央さんをご指導されている野島稔先生とは、どのような方なのかをお伝えしたいと思います。

藤田真央の恩師の学歴

藤田真央さんの先生は、東京音楽大学ピアノ科の学長、野島稔先生でした。

1945年(昭和20年)5月23日に神奈川県横須賀市で生まれました。

3歳からピアノを始め、桐朋学園大学にて井口愛子に師事

1963年、(高校3年)第32回日本音楽コンクール第1位受賞

1966年ソ連邦の招きでモスクワ音楽院に留学し、第一回ショパンコンクールで優勝したレフ・オボーリン(1907.9.11 ~1974.1.5)に入門しました。

野島 稔さんの経歴

 

1963年、(高校3年)第32回日本音楽コンクール第1位受賞

1966年、ソ連邦の招きでモスクワ音楽院に留学

1968年、海外派遣コンクールにて優勝

1969年、第3回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに第2位を受賞

この時アメリカでは、「ピアニストの中のピアニスト」と呼ばれ高い賞賛を得ています。

1970年、カーネギーホールにデビューし成功を収め、以降、日本とアメリカを拠点として世界中で演奏活動を行われました。

その間ニューヨークにて、コンスタンス・キーン(1921.2.9~2005.12.24)と、エイブラム・チェイシンズ(1987.没)に師事しました。

コンスタンス・キーンは、ロシアの偉大なピアニストウラジーミル・ホロビッツの代役として演奏会に出演し、ルービンシュタインが賛美した女性ピアニストです。

藤田真央さんの先生とその先生。

藤田さんは、野島先生を通じて、音楽界に名を残す名ピアニストや指導者からの教えを学んでいるということですね。

野島先生の経歴を調べて、師から弟子へ伝わる技術や伝統があることを感じました。

2006年、出身地の横須賀にある、横須賀芸術劇場にて「野島稔・よこすかピアノコンクール」を開催し、後進の育成に尽力する、ひとつの活動を開始しました。

2010年、仙台国際ピアノコンクール審査委員長
同じ年、6月にはベルギーでエリザベート国際ピアノコンクールの審査員も務める。

2011年、4月東京音楽大学学長に就任。

野島稔の演奏作品とよこすかピアノコンクール

野島稔先生の演奏作品をご紹介します。

1988年、「野島稔・プレイズ・リスト」
1999年、「野島稔・プレイズ・ラヴェル」

1986年と1988年にロシアで松村禎三の《ピアノ協奏曲 第2番》と《交響曲 第2番》を演奏。

輝かしい功績を残され、今なおご活躍されている野島稔先生の渾身の作品といえると思います。

野島稔・よこすかピアノコンクール

横須賀市制100周年を記念し2006年に創設されたピアノコンクール。
審査委員長に横須賀市民である世界的ピアニストの野島稔氏を迎え、日本国内の若く才能あるピアニストの発掘と育成および音楽文化の普及と振興を目的としていると紹介されています。「横須賀芸術劇場 コンクールについて」より抜粋
優秀な演奏者の発掘だけを目的とするのではなく、参加者の皆さんの長い音楽人生にとって、さらなる研鑽を促す目的で行われてきたこと。
また、課題曲には、演奏家として本格的に取り組まなければいけない楽曲を設定しており、中でも第2次予選のベートーヴェンのソナタの全楽章演奏は本コンクールの特長ともいうべきものです。

と、野島先生が上記のサイトで伝えられています。

隔年で行われる「野島稔・よこすかピアノコンクール」は、予選から本選まで一般に公開されて行われているそうです。

クラシックピアノがお好きなみなさん、ぜひコンテスタントが奏で表現する音楽を聴きに、足を運んでみてはいかがでしょう。

さいごに

今回は、藤田真央の先生は誰?恩師となった名ピアニストの学歴と経歴も紹介と題して、第16回チャイコフスキー国際コンクールで2位に入賞されたピアニスト藤田真央さんの先生で、ピアニスト野島稔先生についてご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

今後のが活躍が楽しみな藤田真央さんの先生、野島稔先生のご功績と、すばらしさがおわかりいただけたかと思います。

ピアノだけではありませんが、先生との出会いが生徒の成長を大きく変えることを感じます。

これは、誰でもが野島先生のような方に巡り合えればピアニストになれるということではなく、ピアノを習う生徒さんが目指すものに合った指導をして下さる先生との出会いということです。

藤田真央さんは、留学されずとも、国内で留学に匹敵する世界で活躍する力を、野島先生から学ばれたということだと思います。

今後ますます、藤田真央さん、野島稔先生のご活躍を、楽しみにしております。

最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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