こんにちは。
今回は、話題のピアニスト、亀井聖矢(かめいまさや)さんの先生について、亀井聖矢の先生(指導者)は誰?天才ピアニストを育てた人物とは?と、題してご紹介していきたいと思います。
2019年、令和最初の年に、日本国内で有名なPTNAピアノコンペティション特級グランプリ受賞、日本音楽コンクールで優勝と、大きな二つのタイトルを受賞された亀井聖矢さんをご指導された先生とは、どのような方々だったのでしょう!?
亀井聖矢の先生(指導者)は誰?
これまでに師事された先生は、青木真由子先生、長谷正一先生、杉浦日出夫先生、上野久子先生、岡本美智子先生のお名前がプロフィールに記載されています。
どなたが欠けても、今のご自身は無かったと語る亀井聖矢さん。
それぞれの先生について、お伝えしていきたいと思います。
青木真由子先生
最初に習われたと思われる青木真由子先生は、亀井聖矢さんの故郷である岐阜県でピアノの指導をされている先生のようです。
亀井さんが真似をしてピアノを弾く姿にお母様が、ピアノの先生のレッスンを受けたほうが良いと判断されて通われた先生ですね。
ピアノのレッスンは、手ほどきの時期がとても大切です。
子供だからこそ、しっかりとした基礎を教えるということは先生にとって、とても楽しく、でも、とても大変なレッスンになると、ピアノの先生たちからお聞きします。
大切なピアノを弾く基礎を教えて下さった先生は、どちらのピアニストの方を調べても感じますが、素晴らしい指導力をお持ちですよね。
長谷正一先生
中学生で出会い、レッスンを受ける長谷正一先生は、1990年桐朋学園大学ピアノ科卒業され、ドイツ国立リューベック音楽大学に留学されました。世界的ピアニストのブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事。ゲルバー氏は国際的に弟子の数が少ないそうです。長谷先生は選ばれたお弟子さんだったのですね。
2003年、2015年CDをリリースされ、演奏活動も行われています。
また、有名コンクールの審査員を歴任されるほか、洗足学園音楽大学、桐朋学園大学院大学ピアノ科講師、札幌国際大学客員教授に就任。国内外のコンクールで優勝、入賞する門下生を多数育てられています。
細かいタッチの指導や、個性を伸ばす指導をしていただき、F級で初めて入賞することができました。
と、インタビューで亀井さんがお話されていますが、長谷先生はPTNAの指導者向けに「アルゲリッチやゲルバーも習った基礎テクニック開発法」というセミナーを開催されています。
やはり、何事も基礎が大切。
正しい方法を学び練習することが何より大切だということを感じますね。
杉浦日出夫先生
高校生になると、杉浦日出夫先生から内面的な音楽性の指導を受けたそうです。
愛知県立明和高等学校音楽科への在学中、学校でのレッスンを受けられていた先生のようですね。
音楽大学などでピアノの演奏法、指導法などの講座を担当される杉浦先生は、国内のピアノコンクールで審査員をされる他、ピティナ三河支部長・名古屋さかえステーション代表をされています。
PTNAの指導者向けの講座では、「音楽表現とテクニック~音色とタッチ、脱力とイメージの作り方~」というセミナーを開催されています。
杉浦先生のインタビューを見つけました。
先生の素敵なお人柄が伝わってきます。ぜひ、お読みになってください。ピアノを弾いている方にはきっと参考になる言葉が見つかると思います。
杉浦日出夫先生 「音楽表現とテクニック ~音色とタッチ、脱力とイメージの作り方~」
上野久子先生
《せんがわピアノオーディション》優秀賞の竹澤勇人さんと白河俊平さんのジョイントリサイタル終了!才気溢れる二人のこだわりのオールショパンとオールバッハプロ。凄い聴き応えでした。植田克己先生、上野久子先生、坂井千春先生と一緒に。感動✨ pic.twitter.com/kGbAoIB13M
— 高橋多佳子 (@takako1990) 2017年2月4日
大学生になられた亀井さんは、上野久子先生からは一音一音を考えるために細かく熱心な指導を、受けたとお話されています。
ピアニストで大学教授である上野久子先生。
ご主人が政治家だったことがわかりました。
上野 公成(うえの こうせい、1939年7月23日 – )は、日本の建設官僚、政治家。都市再生研究所理事長。参議院議員、通商産業政務次官、内閣官房副長官などを歴任した。
だからでしょうか?先生ご自身の情報は本当に少ないですね。
岡本美智子先生
もう、おひとり。大学でご指導を受けている先生は、岡本美智子先生です。
岡本美智子先生からは全体的な流れや魅せ方を教えていただいています。
と、亀井聖矢さんがお話されている岡本先生は、桐朋学園大学の卒業生。
有賀和子、故井口基成両氏に師事されていました。
第32回毎日コンクール、現在の日本音楽コンクールピアノ部門第2位入賞。
第3回ヴァンクライバーンピアノコンクール第6位。
第6回チャイコフスキー国際コンクールにて最優秀伴奏者賞受賞。
という、素晴らしい経歴をお持ちです。
今も、世界、国内各地でのリサイタル、演奏会に出演されるほか、コンクールの審査員を務められる他、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科教授として、後進の指導にあたられています。
天才ピアニストを育てた人物とは?
先生のタイプや視点はお一人ずつ異なりますが、どの先生も僕の良いところを伸ばしながら、熱心に指導してくださいました。誰が欠けても今の僕は無いと思います。
PTNA特級グランプリを受賞されたあとのインタビューでの亀井聖矢さんの言葉を再び引用させていただきました。
ここからは、天才ピアニストを育てた人物とは?ということで、書かせていただきます。
亀井さんがおっしゃっているように、先生方のご指導と、ご自身の努力が実を結び、素晴らしいダブルタイトルの受賞となられました。
改めて、本当におめでとうございます。
今回、先生方をお調べし、桐朋音楽大学の教師陣のお名前を拝見していましたところ、上野久子先生と岡本美智子先生が、大学の特命教授であることがわかりました。
特命教授とは?
なんだか、とっても特別感と、緊張感のある肩書きですよね。
一般的に、特命教授とはどういう任務を受け持たれているのか調べてみました。
専門的な特別の知識を持つ教授が、非常勤として契約期限の中で雇用されているということの様です。定年となった教授をその後も雇用したり、特別に任命されて教育指導に従事することを任命された教授のことだそうです。
そんな、すばらしい経歴と経験をお持ちの特命教授お二人にご指導を受けられる亀井聖矢さん。
お二人だけでなく、これまでにご指導を受けられた先生方との出会いすべてに、運命を感じたのは私だけでしょうか?
さいごに
今回は、ピアニスト亀井聖矢さんのご指導に当たられた先生方のことを、亀井聖矢の先生(指導者)は誰?天才ピアニストを育てた人物とは?と、題してお伝えしました。
今後のご活躍を楽しみに、応援しております!
最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
コメント