2021年に開催された、「宝塚ベガ音楽コンクール」、「日本音楽コンクール」にて立て続けに入賞を果たし、素晴らしい成績を収めたピアニスト佐川和冴さん。
凛々しい雰囲気とは裏腹に、演奏は繊細で爽やかな印象の素敵な方ですよね。
今回は、そんな佐川和冴さんについて、経歴や学歴、年齢や生い立ちなどのプロフィールについてお伝えしていきたいと思います!
佐川和冴(ピアノ)の経歴は?
気になる佐川和冴さんの経歴はこちら↓
2013年、第15回日本演奏家コンクール最高位及び鎌倉市教育委員会賞受賞。
2014年、第23回ちば音楽コンクールE部門第1位及び最優秀賞受賞。第68回全日本学生音楽コンクール高校生の部東京大会入選。
2015年、第21回フッペル鳥栖ピアノコンクール第2位。ヴィラサンドラピアノアカデミーにてモストプロミシング賞受賞(イタリア)。
2016年、第6回野島稔よこすかピアノコンクール入選。第15回東京音楽大学コンクールにおいて史上最年少で第1位。
2018年、第39回霧島国際音楽祭にてエリソ・ヴィルサラーゼ氏のクラスを受講し霧島国際音楽祭賞を受賞。
2021年、第31回宝塚ベガ音楽コンクール第1位及び兵庫県知事賞受賞、第90回日本音楽コンクール第2位。
これまでに、石井克典、野島稔、仲田みずほ、ガーボル・ファルカシュの各氏に師事。(引用一部加筆:https://compe.piano.or.jp/news/2019/06/sagawakazusa.html)
経歴によると初めてのコンクール受賞は15歳の年となっていますが、それ以降はほぼ毎年に一回は受賞しているような印象です。
通称「毎コン」の「全日本学生音楽コンクール」でも佐川和冴さんは入賞されていますが、こちらはかなりレベルの高いコンクールで16歳の年に入賞しています。
毎日新聞社が主催しているため、毎日新聞の紙面にても公表されるというもので、箔が付きますよね!
そして、「東京音楽大学コンクール」では最年少での第1位を獲得するという快挙もされていて、佐川和冴さんの猛スピードでの成長が伺えます!
そのほかも数々の賞を獲得されていますが、2021年は「宝塚ベガ音楽コンクール」にて第1位となり、また日本で最も歴史と権威のある「日本音楽コンクール」にて第2位という成績を収めています。
特に、この「日本音楽コンクール」は、約1週間の間に3回の本番があるそうで、実力だけでなく精神力も試されるのだとか。
5度目の挑戦にしてやっとやっと本選への切符を掴めました。
応援してくださり本当にありがとうございます。
未だに信じられないですが本選までの時間を大切に、1音1音こだわって準備します。
10/24(日)是非聴きに来てください!!! pic.twitter.com/upxVxt92Ms— 佐川 和冴 Kazusa Sagawa (@pf_Kazu9402) September 20, 2021
佐川和冴さんは、「日本音楽コンクール」に5度目(!)の挑戦ということで、とてつもない緊張感の中挑まれたことでしょう。
第90回日本音楽コンクールにおいて
第2位を受賞する事が出来ました。
沢山の応援本当にありがとうございました。
楽しくて楽しくて…..幸せでした。
大舞台でモーツァルトを演奏出来た事は自分にとって大切な財産です。
1つの大きな通過点となりましたがこの先も見守っていただけましたら嬉しいです pic.twitter.com/D11FoiHV54— 佐川 和冴 Kazusa Sagawa (@pf_Kazu9402) October 25, 2021
SNSにて『一つの大きな通過点』と語られていますが、大変な力を尽くされた様子が文章からも伝わってきます。
挑戦を欠かさず、しっかりとチャンスを掴まれる方なのだなと印象に残りました!
とにかく賞歴の多い方で、大変な努力家でいらっしゃるのがよくわかりますよね。
佐川和冴の学歴って?
東京音楽大学大学院入学式でした。
式では新入生代表として答辞を述べさせていただきました。
より一層気を引き締めて2年間頑張ります。 pic.twitter.com/sHIpQVbM5a— 佐川 和冴 Kazusa Sagawa (@pf_Kazu9402) April 1, 2021
佐川和冴さんの学歴はこちらです↓
東京音楽大学付属高等学校卒業
東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)、準特別特待奨学生にて入学し卒業
東京音楽大学大学院入学。現在1年。
音楽のエリートという道をまっしぐらに進まれている佐川和冴さん。
東京音楽大学といえば、ピアニストの金子三勇士さんも卒業生でいらっしゃいます。
金子三勇士さんについては、以前に当サイトでも話題にさせて頂きましたので、ご興味のある方はご参考にどうぞ↓
東京音楽大学は、音楽界だけでなく、文化人も多く排出されている学校で、意外にもタレントの黒柳徹子さんも声楽科の卒業生でした。
佐川和冴さんは準特別特待奨学生で入学されているとのことで、やはり優秀な方ですよね!
現在は、大学院に進まれて1年生だそうですが、付属高校にて特別講座を開かれたりと精力的に活動もされています。
現在第一線で活躍されているピアニストに教わる機会というのはとても貴重ですよね。
どのような内容だったのか、とても気になります・・・!
佐川和冴のプロフィール(年齢、生い立ち)などをご紹介!
2018年は今まで以上に沢山の方々に支えられ、お世話になりましまた。ありがとうございました。
より一層音楽と向き合い、来年も頑張ります。
皆様、よいお年を! pic.twitter.com/iTUATfP5x1— 佐川 和冴 Kazusa Sagawa (@pf_Kazu9402) December 31, 2018
1998年生まれの佐川和冴さんは、7歳からピアノを始められました。
ピアノを弾くお母様からの影響があったと、ピティナの大会インタビューにて語られていました。
ピアニストのなかでは、スタートが遅い方であると感じますが、誰よりも努力を惜しまないお人柄であるように感じます。
また、小学5年生で、難易度の高いショパンの楽曲「英雄ポロネーズ」を弾きたいとピアノの先生へ言い出すというエピソードもありました。
懐かしい楽譜が出てきた。
まだ音もまともに読めてなかった俺が小5の時に無茶言って英雄ポロネーズを弾きたいって言ったら先生が全ての音を書いてくれたんだったっけな….. pic.twitter.com/74JmO2zpOh— 佐川 和冴 Kazusa Sagawa (@pf_Kazu9402) October 8, 2017
とても丁寧にドレミが書き込まれた譜面から、ピアノの先生の愛を感じますよね・・・!
また、佐川和冴さんのお母様は、リストの『「ノルマ」の回想』を聞いて「ラジオ体操みたい」との感想を持たれたようで、発想力に驚く佐川和冴さんがとても楽しそうで、ほっこりするエピソードですよね。
リストのノルマの回想を親に聞かせたら「なにこれラジオ体操みたいだね」って言われた笑
お母さん発想力豊かすぎるだろw— 佐川 和冴 Kazusa Sagawa (@pf_Kazu9402) February 15, 2016
音楽好きなご家庭であるのはもちろんのこと、温かい環境で才能をのばされている様子が浮かび、素敵だなと感じました。
おわりに
今回は、ピアニスト佐川和冴さんの経歴や学歴、年齢や生い立ちなどのプロフィールについてお伝えしました。
繊細で爽やかな演奏と評される佐川和冴さんは、現在注目を集めているピアニストの一人です。
7歳からピアノを始められて、メキメキと才能を伸ばされた佐川和冴さんの挑戦は止まりません!
パワフルに活躍されている今後の活動にも期待されていることは間違いないでしょう。
ピアニスト佐川和冴さんを見逃せませんね!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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