佐渡裕の実家はどこなんだろう?
佐渡裕の生い立ちや両親とのエピソードが気になる…。
この記事ではこのようにお考えの方に向けて、
- 佐渡裕の実家の場所
- 佐渡裕の生い立ちや両親とのエピソード
について、くわしくご紹介しています。
結論から申し上げると、佐渡裕さんの実家は京都府京都市です。
生い立ちや両親とのエピソードでは、
- 常に音楽のある環境で育ったこと
- 音楽教育に熱心なお母さんとのエピソード
をまとめていますので、佐渡裕さんの実家や、生い立ちとエピソードを知りたいあなたの参考になったらうれしいです。
佐渡裕の実家はどこ?
佐渡裕さんの実家は、京都府京都市です。
現在はウィーンと神戸に自宅がある佐渡裕さんですが、
今でも京都に行くときには京都府京都市の実家に泊まることがあるようです。
佐渡裕の生い立ち
幼少期
佐渡裕さんは1961年、数学教師のお父さんと声楽家のお母さんの間に生まれました。
お母さんが音楽教育にとても熱心だった影響で、佐渡裕さんは1歳2か月のときから音感の教育を受け始め、2歳からピアノを始めています。
お母さんは普段はユーモアのある朗らかな方ですが、音楽教育については厳しかったようです。
ピアノの練習時間は毎日1時間。
ピアノの練習を終わらせてからでないと、遊びに行けなかったそうです。
そんな厳しい環境で、ピアノは好きになれなかったという佐渡裕さんですが、音楽は大好きだったので、両親に連れられてよく演奏会へ足を運んだといいます。
小学校5年生になると、1人で演奏会に行くようになっていました。
高校~大学時代
その後、幼いころからフルートも習っていた佐渡裕さんは、京都市立堀川高等学校音楽課程(現・京都市京都堀川音楽高等学校)でフルートに明け暮れ、京都市立芸術大学音楽学部でフルート科を選びます。
実は小学生の頃から指揮者に憧れていた佐渡裕さんですが、フルートの先生に「フルートも演奏できない者が指揮なんてできないだろう」といったことを言われたことがひとつのきっかけとなり、フルートを選んだのでした。
将来は音楽で食べていきたいと考えていた佐渡裕さん。
オーケストラの指揮者として活躍できるのはほんの一握りだけれど、音楽の先生や吹奏楽の指揮者という道があることに気づき、大学在学中に指揮活動を開始したのです。
佐渡裕の両親とのエピソード
学生時代のエピソード
佐渡裕さんが大学2年生の時のことです。
大学内でオーケストラを作り自主演奏会をしているうちに、たくさんの人と曲を創り上げる指揮者こそが、自分のやりたい道だと考えるようになります。
でも、在籍しているのはフルート科。
学費を払ってくれている両親になんと言おうかと躊躇する佐渡裕さんに、お母さんはこう伝えました。
「やってみたらええんちゃうか?」
大学卒業後のエピソード
佐渡裕さんは、大学に在籍したまま『名古屋フィルハーモニー』の副指揮者に応募しますが、失敗してしまいます。
ママさんコーラスなどの指揮をしながら大学を卒業し、オペラを上演する声楽集団『関西二期会』の指揮者になんとか採用されました。
しかし、仕事は片付けや使い走りばかり。
教員になったお兄さんや、定職に就いた友達と比べ、佐渡さんは焦りを募らせていきます。
そんな佐渡さんに、お母さんはどーんと構えてこのように伝えました。
「トップになんかならんでええ。好きなことをしていれば仕事はいつかついてくる」
佐渡裕のプロフィール
プロフィール
名前:佐渡裕(さど ゆたか)
生年月日:1961年5月13日
好きな食べ物:そうめん、ナスの煮浸し
特技:リコーダーを2本同時に演奏できること
経歴
タングルウッド音楽祭で出会った故レナード・バーンスタイン、小澤征爾に師事。
2人のスポンサーの協力を得てウィーンに渡り、バーンスタインのアシスタントを務める。
1989年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、指揮者としてデビューを果たす。
その後、数多くのオーケストラ、吹奏楽団の指揮をする。
若手音楽家の育成やコンサートの開催、総監督などもこなす。
2008年4月6日~2015年9月27日に、テレビ朝日『題名のない音楽会』シリーズの5代目司会者を務めるなど、多方面で活躍中。
まとめ
この記事では、佐渡裕さんの実家の場所、生い立ちや両親とのエピソードについて詳しくご紹介しました。
佐渡裕さんの実家は京都府京都市です。
また、常に音楽に囲まれている環境で育ったことや、音楽教育に熱心なお母さんとのエピソードをまとめました。
佐渡裕さんのルーツを知りたいというあなたの参考になりましたら幸いです。