日本の指揮者として名をはせている、小澤征爾さんと山本直純さん。
クラシック界では知らない人はいない、世界的な指揮者であるお二人。
この二人がいなければ、日本にクラシックは存在していなかったと言われています。
今回は、そんな小澤征爾さんと山本直純さんの関係性について調べてみました!
出会いからのエピソードもご紹介します。
小澤征爾さんと山本直純さんの基本情報!
クラシック界ではかなり長老のお二人。
まずはお二人のプロフィールをご紹介いたします!
小澤征爾さんのプロフィール
小澤征爾さんは1935年9月1日生まれ、現在は86歳です。(2022年現在)
満州国奉天市(現在の中国瀋陽市)に生まれました。
1932年から1945年の期間、満州(現在の中国東北部)に存在した、大日本帝国の傀儡国家。
1941年、母や兄と日本に戻り、東京都立川市で暮らしていました。
10歳のころから、兄の小沢克己さんにアコーディオンとピアノを教えってもらっていたそうです。
中学ではラグビー部に所属しましたが、ピアニストを目指していたため、豊増昇氏からピアノを習っていました。
ですが、ラグビーの試合で大けがしてしまい、ピアニストへの道は断念したそうです。
高校生の時に斎藤秀雄さんの指揮教室に入門しました。
そして1955年、斎藤秀雄さんが教授を務める桐朋学園短期大学(現:桐朋学園大学音楽学部)へ進学。
大学卒業後は、斎藤秀雄さんの紹介で群馬交響楽団で指揮を始め、群響の北海道演奏旅行の指揮者を担当しました。
日本フィルハーモニー交響楽団をはじめ、たくさんのオーケストラなどで指揮者を勤めた小澤征爾さん。
第9回ブザンソン国際指揮者コンクール第1位など、たくさんの賞を受賞。
海外を拠点に大活躍した素晴らしい方です!
山本直純さんのプロフィール
山本直純さんは1932年12月6日生まれ、現在はお亡くなりになられています。(享年69歳)
東京都品川区、五反田生まれ。
父である山本直忠さんに、幼いころから音楽の英才教育を受けていたそうです。
指揮を始めたのは高校生の頃。
小澤征爾さんと同じく、斎藤秀雄さんの指揮教室に入門しました。
高校卒業後は、一浪して1952年に東京芸術大学作曲科に入学。
3年生終了後に指揮科に転入し、1958年に大学を卒業しました。
当初は指揮者を目指していましたが、大学在学中に目を患い、ひどく視力が低下してしまった山本直純さん。
そのため、テレビや映画の分野で積極的に作曲活動を行っていました。
山本直純さんは、一度聴いたら忘れられない、心に強く残るメロディーを数多く生み出しました。
代表作はこちら↓
童謡 『一年生になったら』『こぶたぬきつねこ』 TV番組 『8時ダョ!全員集合』『マグマ大使』 映画 『男はつらいよ』のテーマ曲
日本人なら誰もが知っている名曲ばかりですね!
音楽関係者の間では「日本の音楽普及に最も貢献したひとり」と、かなり高く評価されています!
出会いからのエピソードをご紹介
人生をクラシックに捧げてきた小澤征爾さんと山本直純さん。
二人はどのようにして出会ったのでしょうか?
二人の出会いは指揮教室!
プロフィールを見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・
小澤征爾さんと山本直純さんは、高校生の頃、斎藤秀雄さんの指揮教室で出会いました。
お二人は若くしてすでに出会っていたんですね!
「お前は世界に出て、日本のクラシックを成し遂げろ。俺は日本に残って、お前が帰って来た時に指揮できるよう、クラシックの土壌を整える。」
優れた才能を持つ山本直純さんからの強い後押しで、小澤征爾さんは日本を飛び出し、クラシック界の巨匠への道を駆け上がっていきました。
山本直純さんは、数多くのテーマ曲を手掛け、音楽のすばらしさをたくさんの人に伝え続けました。
そして1972年、二人は新日本フィルハーモニー交響楽団を創立したのです。
二人の友情がすごかった!
1972年から1983年までの約11 年間放送されていた音楽番組、『オーケストラがやってきた』。
「クラシックの底辺を広げる」という強い思いがあった山本直純さん。
その情熱に共感した小澤征爾さん、新日本フィルハーモニー交響楽団が定期的に番組へ参加しました。
国内のみならず、海外からもたくさんの音楽家、文化人がゲスト出演!
いままでにない新しい形で、オーケストラの魅力をテレビを通して伝えていきました。
小澤征爾さんと山本直純さんが一丸となって作り上げ、毎週日曜日、TBS系列で放送されたこの番組は二人の”友情の記念碑”として語り継がれています。
こちらは、音楽評論家・柴田克彦さんの著書、『山本直純と小澤征爾』。
二人の友情と人生がダイナミックに描かれた一冊です。
興味のある方は読まれてみてください♪
凄まじい才能を持って生まれた山本直純さんと、努力の天才、小澤征爾さん。
心からクラシックを愛していたこの二人が、日本の音楽シーンにもたらした影響は計り知れません!!
まとめ
今回は、小澤征爾さんと山本直純さんのプロフィールと関係性、出会いのエピソードをお届けいたしました!
本当にこの二人がいなければ、日本にクラシックは存在していなかったんですね。
そのくらい日本の音楽業界に激震を走らせた天才でした!
この先もずっと、伝説として語り継がれていくことでしょう。